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          <dc:title>マウスMHCクラスI様分子MILLの生化学的解析</dc:title>
          <dc:creator>梶川, 瑞穂</dc:creator>
          <dc:creator>カジカワ, ミズホ</dc:creator>
          <dc:creator>KAJIKAWA, Mizuho</dc:creator>
          <dc:description>総合研究大学院大学</dc:description>
          <dc:description>博士（理学）</dc:description>
          <dc:description>主要組織適合性遺伝子複合体（major histocompatibility complex; MHC）は、皮膚&lt;br /&gt;移植片の生着を支配する分子（移植抗原）をコードする遺伝領域として発見された。ヒ&lt;br /&gt;トでは6 番染色体のHLA 領域、マウスでは17 番染色体のH2 領域がこれに相当する。&lt;br /&gt;その後、移植抗原の生理的機能は、抗原ペプチドをＴ細胞レセプターに提示することに&lt;br /&gt;あることが判明し、今日では、これらの抗原はMHC クラスI 分子およびMHC クラス&lt;br /&gt;II 分子として広く知られるにいたっている。ヒトではHLA-A/B/C 分子、マウスでは&lt;br /&gt;H2-K/D/L 分子がMHC クラスI 分子に相当する。MHC クラスI 分子には多くの類似&lt;br /&gt;分子が存在するため、これらは他のMHC クラスI 様分子と区別して、特にMHC クラ&lt;br /&gt;スIa 分子と呼ばれている。MHC クラスIa 分子はペプチドおよびβ2 ミクログロブリン&lt;br /&gt;と結合する膜表面局在型の糖タンパク質であり、細胞質内タンパク質由来のペプチドの&lt;br /&gt;CD8+T 細胞への提示が主な機能である。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;  MHC クラスIa 分子以外のクラスＩ分子はMHC クラスIb 分子と呼ばれている。ヒ&lt;br /&gt;トでもマウスでも、MHC クラスI 様分子の中でのMHC クラスIa 分子の種類は少数で&lt;br /&gt;あり、大部分はMHC クラスIb 分子である。MHC クラスIb 分子は、一部の例外を除&lt;br /&gt;けば、MHC クラスIa 分子と同様にβ2 ミクログロブリンと結合する膜表面局在型の糖&lt;br /&gt;タンパク質であり、その立体構造もMHC クラスIa 分子と似たフォールドを形成して&lt;br /&gt;いる。ただし、結合する低分子は必ずしもペプチドではなく、例えば糖脂質を結合する&lt;br /&gt;MHC クラスIb 分子も存在する。さらに、リガンドがまったく結合していないと考え&lt;br /&gt;られるMHC クラスIb 分子も存在する。したがって、MHC クラスIb 分子の機能はペ&lt;br /&gt;プチドの提示にとどまらず多様である。これらMHC クラスIb ファミリーの多彩な機&lt;br /&gt;能は、１）特殊な抗原提示を行なうもの、２）抗原提示以外の免疫機能を持っているも&lt;br /&gt;の、３）免疫系以外で機能するものに大別される。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;  最近、Kasahara らはこれまでに知られているMHC クラスIb のいずれとも異なる&lt;br /&gt;MHC クラスIb ファミリー遺伝子をマウスで（後にラットでも）発見した。この遺伝&lt;br /&gt;子はマウス7 番染色体上の白血球受容体複合体（leukocyte receptor complex; LRC）&lt;br /&gt;領域近傍でコードされることからMill（MHC Class I-like located near the LRC）と&lt;br /&gt;命名された。Mill はMill1 およびMill2 の二つからなるファミリーで、多型が少なく、&lt;br /&gt;その遺伝子産物であるMILL1 およびMILL2 の生体組織における発現量は低いと考え&lt;br /&gt;られている。RT-PCR 解析によればMill1 は胸腺や新生児の皮膚といった限られた組織&lt;br /&gt;で転写されているが、Mill2 はほとんどの組織で低いレベルで転写されている。遺伝子&lt;br /&gt;配列から予測されるアミノ酸配列からは、MILL1 およびMILL2 はMHC クラスIa 分&lt;br /&gt;子と同様に三つの細胞外ドメイン (α1 からα3)からなる糖タンパク質であると推測さ&lt;br /&gt;れた。しかしながらα1 ドメインおよびα2 ドメインの、ペプチドとの相互作用に重要な&lt;br /&gt;部位が欠落していることも推測され、MILL はペプチドを結合しないことが示唆された。&lt;br /&gt;また、MILL1 とMILL2 の配列は、既知のMHC クラスI ファミリーの中ではMICA/B&lt;br /&gt;に最も近く、げっ歯類にMICA/B ファミリーは存在せず、一方ヒトにはMill ファミリ&lt;br /&gt;ー遺伝子が存在しないことから、MILL はMICA/B の機能的対応分子ではないかと推&lt;br /&gt;測されていた。MICA/B はナチュラルキラー（natural killer; NK）細胞受容体NKG2D&lt;br /&gt;のリガンドとして、NK 細胞を活性化する分子である。しかしながら、マウスではRAE-1&lt;br /&gt;およびH60 がMICA/B と同様にNKG2D のリガンドとして機能するため、MILL は&lt;br /&gt;MICA/B の機能的対応分子ではなく、別の機能をもっている可能性も考えられた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;  本研究においては、MILL 分子の生化学的特性を明らかにすべく、主としてマウス培&lt;br /&gt;養細胞株で発現させた組換えMILL 分子を用いて詳細な解析を行った。その結果、&lt;br /&gt;MILL1 およびMILL2 がβ2 ミクログロブリンと相互作用する、グリコシルホスファチ&lt;br /&gt;ジルイノシトール（glycosylphosphatidylinositol; GPI）アンカー型の糖タンパク質で&lt;br /&gt;あることを明らかにした。また、MILL 分子の細胞表面発現はTAP 機能に依存しない&lt;br /&gt;ことを明らかにした。後者の結果はMILL1 およびMILL2 が抗原ペプチドを結合しな&lt;br /&gt;いことを示唆するものであった。MILL1、MILL2 はβ2 ミクログロブリンと相互作用す&lt;br /&gt;ること、GPI で細胞膜に結合していることなどの点で、MICA/B と異なっており、両者&lt;br /&gt;は生化学的特性を異にするMHC クラスIb 分子であることが示された。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;  さらに、マウスMILL 分子を大腸菌の封入体として作成し、β2 ミクログロブリンを&lt;br /&gt;加えることにより、同分子を巻き戻すことに成功した。この成果は、立体構造解析を含&lt;br /&gt;め、MILL 分子の詳細なタンパク質構造解析に道を拓くものである。</dc:description>
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          <dc:description>総研大甲第1011号</dc:description>
          <dc:description>thesis</dc:description>
          <dc:date>2006-09-29</dc:date>
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