@misc{oai:ir.soken.ac.jp:00002199, month = {2011-08-17}, note = {application/pdf, 『細胞から見るからだの不思議』 話し手:千葉 磨玲[総合研究大学院大学 生命共生体進化学専攻]  細胞はわたしたちのからだを作り上げているものです。細胞は、約250の種類があり、それらすべての細胞を合計すると約60兆以上の数でわたしたちの体は作られています。細胞は食べ物や飲み物を栄養源として、細胞内環境を維持するため、さまざまな働きをしています。しかしながら、それら細胞がうまく機能しなくなってくると、がん化や老化などが始まり、われわれのからだに影響してきます。これらわれわれの細胞の不思議について、現在世界各国の研究で分かっていることを中心にお話ししていきます。 『ブルガリアの「サワーミルク」から日本の「明治ブルガリアヨーグルト」まで-食文化をめぐる経営人類学的研究-』 話し手:ヨトヴァ マリア[総合研究大学院大学比較文化学専攻]  日本では、ブルガリア出身であると自己紹介すると、ヨーグルトという食品が必ずといっていいほど、話題として浮かび上がります。実際に、日本ではヨーグルトなしではブルガリアを語ることができません。日本においては、ブルガリアとヨーグルトの結びつきやブルガリアの肯定的な印象の背景には、今や日本最大手の乳業会社である明治乳業の定番商品「明治ブルガリアヨーグルト」の役割が大きいに違いありません。明治乳業がマーケティング戦略を立てるうえで、「ブルガリア」というストーリー性は非常に重要な位置を占めています。彼らのブランド作りによって、「ヨーグルト大国のブルガリア」というイメージが形成されますが、日本におけるヨーグルトの歴史を語るうえで無視できない存在がもう一つあります。実際、「明治ブルガリアヨーグルト」の誕生に6年も先立って、1960年代後半に、明治乳業と異なる価値観を持つ最重要人物の登場によって、ブルガリアの「サワーミルク」が日本中に注目を集めました。この人物は、当時衆議院副議長の園田直の妻、園田天光光です。彼女は、ブルガリアのサワーミルクに着目し、それを当時日本でもブルガリアでも誰にも見えなかったシンボルに置き換え、日本への道を開いていったのです。 『2008年ノーベル物理学賞について:自発的対称性の破れとCP対称性の破れ』 話し手:岡澤 晋[総合研究大学院大学 素粒子原子核専攻]  2008年ノーベル物理学賞は、南部陽一郎氏と小林誠氏、益川敏英氏に与えられました。南部氏の受賞理由は「素粒子物理学における自発的対称性の破れの発見」であり、小林・益川両氏については「クォークが少なくとも3世代存在することを示す対称性の破れの起源の発見」でした。それぞれについて、できる限り易しく解説します。, 2009年5月4日(月・祝)15:00~17:00;於テラス四季;講師 総研大大学院生(3名);『細胞から見るからだの不思議』;『ブルガリアの「サワーミルク」から日本の「明治ブルガリアヨーグルト」まで-食文化をめぐる経営人類学的研究-』;『2008年ノーベル物理学賞について:自発的対称性の破れとCP対称性の破れ』;司会:眞山 聡[助教], 広報用チラシ(A4片面)}, title = {湘南国際村フェスティバル2009 サイエンスカフェ 「科学を伝える」 (チラシ)}, year = {} }