@techreport{oai:ir.soken.ac.jp:00003251, author = {トミナガ, マコト and ミノコシ, ヤスヒコ and 富永, 真琴 and 箕越, 靖彦 and TOMINAGA, Makoto and MINOKOSHI, Yasuhito}, month = {}, note = {研究課題名: 人間生命科学, application/pdf, 今日、肥満・糖尿病・心疾患などいわゆる生活習慣病が大きな社会問題となっており、その分子メカニズムの解明とメカニズムをもとにした新たな予防法の開発あるいは治療戦略の推進は生活習慣病対策の根幹である。そこで、生活習慣病の鍵シグナルであるインスリンの分泌とインスリン作用機構に焦点を当て研究を進める。特に、膵臓でのインスリン分泌に関与する新たな分子TRPM2の機能解析を分子から個体まで進める。具体的には、TRPM2の温度による活性化機構を電気生理学的手法を用いて解析すると共に、インスリン放出への調節作用を明らかにする。さらに、TRPM2欠損マウスを用いて、個体レベルでの糖代謝異常を解析する。またインスリン作用機構を解明するため、最大のグルコース利用器官である骨格筋でのAMPキナーゼ(AMPK)の調節作用、視床下部神経ペプチド・オレキシンによる骨格筋でのグルコース利用促進作用の解析を進める。また、高脂肪食摂取による上記調節機構の異常を分子レベルで明らかにする。こうした研究成果により、代謝異常、糖尿病の分子メカニズムが解明され、新たな治療法の開発が進めば、それは知的財産の形成にとどまらず、治療法としての新技術の創成につながり、インパクトは計り知れない。}, title = {生活習慣病の分子機構解明に挑む}, year = {2009} }