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アイテム
空間・社会ネットワーク上の伝染病流行の時空間動態と進化
https://ir.soken.ac.jp/records/3209
https://ir.soken.ac.jp/records/3209ea2f8949-82ab-443f-a175-8a2427a422eb
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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研究成果報告書 (827.0 kB)
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Item type | 科研費報告書 / Reports of Grants-in-Aid for Scientidic Research(1) | |||||
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公開日 | 2012-01-01 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 空間・社会ネットワーク上の伝染病流行の時空間動態と進化 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | Epidemics and evolution on the commuter network in metropolitan area | |||||
言語 | en | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 空間明示的疫学モデル、交通流動ネットワーク、インフルエンザ、ウイルス強毒株変異、伝染病防除政策、口蹄疫、農場ベースモデル、分岐過程 | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_18ws | |||||
資源タイプ | research report | |||||
著者 |
佐々木, 顕
× 佐々木, 顕 |
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著者名(英) |
SASAKI, Akira
× SASAKI, Akira |
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科研費研究者番号 | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 90211937 | http://rns.nii.ac.jp/d/nr/1000090211937 | |||||
研究分野 | ||||||
値 | 生物学 | |||||
研究種目 | ||||||
値 | 基盤研究(B) | |||||
研究期間 | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 2009~2011 | |||||
抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 研究成果の概要(和文): 2001年の英国における口蹄疫の流行と疫学行政による介入の例 で明らかなように、空間明示的な疫学モデルは、流行がどのような速度で、どこを拠点に拡大 していくか、そしてそれを防ぐための有効な手段がなんであるかを明確にする上で、なくては ならない道具である。たとえば,日本に感染力の強い病原体が上陸したとき,人の日常的な交 通流動に乗って、上陸地からどこに流行が飛び火し、どこを経由してどれだけの早さで全国的 な大流行に至るかを予測することは、きわめて重要である。本研究では、伝染病の時空間構造 に大都市圏の交通流動のデータを適用することにより、病原体の流行動態を宿主の日常的な交 通流動ネットワークの上に載せ,新型ウイルスが上陸した場合の流行過程を時間・空間明示的 に予測する理論を構成した。 本研究では宿主のネットワーク構造として、大都市圏の交通流動のデータ(国土交通省によ る大都市交通センサスによる通勤・通学の流動センサス)を使用して伝染病の流行動態のコン パートメントモデルを構成した。病原体の流行動態を宿主の日常的な交通流動ネットワークの 上に載せることにより、新興感染症が首都圏に導入された場合の流行過程を時間・空間明示的 に予測する理論を構成することができた。初期感染者居住地をさまざまに変えたモンテカルロ シミュレーションの結果、流行動態は交通流の地理的トポロジー的情報よりも、居住地駅と勤 務地駅の利用者数のペアの分布が、感染症の流行規模や、大域的流行確率を決める主要なファ クターであるという注目すべき結果を得た。また、ある勤務地に伝染病が到達するまでの待ち 時間が、その勤務地駅利用者数でほぼ決まり、利用者数の冪則で与えられることも分かった。 これらの結果は、新興感染症の防除策に利用する事が可能である。 研究成果の概要(英文):Epidemic dynamics of an infectious disease spreading over the commute network in Tokyo metropolitan area is analyzed using a simple mathematical model. The model is formulated based on the meta-population connected by commuter trains where each population is interconnected by commuter flows. Here, the actual data from the Urban Transportation Census (Japanese Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism) is used to simulate the movements of commuters. The effect of infectiousness of pathogen and the structure of commute network are investigated and the following results are obtained. The probability of global epidemic and the final size of global epidemic are mainly determined by the joint distribution of home and work population sizes, but is insensitive to the geographical or topological structure of the network |
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内容記述 | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 科学研究費補助金研究成果報告書 研究代表者:佐々木顕 [総合研究大学院大学先導科学研究科教授] |
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科研費の分科・細目 | ||||||
値 | 基礎生物学、生態・環境 | |||||
発行日 | ||||||
日付 | 2012-06-08 | |||||
日付タイプ | Created | |||||
研究課題番号 | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 2137009 | |||||
報告年度 | ||||||
値 | 2012 | |||||
関連サイト | ||||||
識別子タイプ | URI | |||||
関連識別子 | http://kaken.nii.ac.jp/d/r/90211937.ja.html | |||||
関連名称 | KAKEN(科学研究費補助金データーベース) | |||||
著者版フラグ | ||||||
出版タイプ | VoR | |||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 | |||||
フォーマット | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | application/pdf |