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  1. 020 学位論文
  2. 物理科学研究科
  3. 09 天文科学専攻

Near Infrared Variability of Active Galactic Nuclei

https://ir.soken.ac.jp/records/386
https://ir.soken.ac.jp/records/386
76b8e14e-875c-49e6-aa4d-b057dfde802b
名前 / ファイル ライセンス アクション
甲452_要旨.pdf 要旨・審査要旨 / Abstract, Screening Result (305.3 kB)
甲452_本文.pdf 本文 (7.7 MB)
Item type 学位論文 / Thesis or Dissertation(1)
公開日 2010-02-22
タイトル
タイトル Near Infrared Variability of Active Galactic Nuclei
タイトル
タイトル Near Infrared Variability of Active Galactic Nuclei
言語 en
言語
言語 eng
資源タイプ
資源タイプ識別子 http://purl.org/coar/resource_type/c_46ec
資源タイプ thesis
著者名 塩谷, 圭吾

× 塩谷, 圭吾

塩谷, 圭吾

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フリガナ エンヤ, ケイゴ

× エンヤ, ケイゴ

エンヤ, ケイゴ

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著者 ENYA, Keigo

× ENYA, Keigo

en ENYA, Keigo

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学位授与機関
学位授与機関名 総合研究大学院大学
学位名
学位名 博士(理学)
学位記番号
内容記述タイプ Other
内容記述 総研大甲第452号
研究科
値 数物科学研究科
専攻
値 09 天文科学専攻
学位授与年月日
学位授与年月日 2000-03-24
学位授与年度
値 1999
要旨
内容記述タイプ Other
内容記述 226個の活動銀河核(以下AGN)を対象にした、近赤外バンドJ、H、K' における変光観測の結果を提示する。サンプルは主にQSOとセイファート1AGNからなり、radio quiet AGN(以下RQ)とradio loud AGN(以下RL)の両方を含む。サンプルの赤方偏移zは0~1、Bバンドでの絶対等級M<SUB>B</SUB>は-30~-18にわたって分布する。各天体について1年または2年の間隔をあけて2度の広帯域撮像を行ない、視野内相対測光によって変光を求めた。

 必ずしも点光源でない天体の、近赤外域での変光測定に特化した、視野内相対測光による解析法を開発した。相対測光でも相殺できない系統的誤差の要因として、AGNが必ずしも点光源でないのことの効果を評価した。本研究の画像においては、AGNの広がりが変光測定に及ぼす影響は0.01mag程度であった。AGNの広がりの効果を考慮した上で、シーイングサイズと同程度に小さな3秒角アパーチャーを採用することで、信号雑音比を2~3倍に高めることができた。またフラットフィールディングなどに起因する系統的誤差は、無視できる場合の頻度が最も高かった。しかし0.1mag以上になる場合も小数あり、平均的には0.03mag程度であった。多くのサンプルにおいて、これらの系統的誤差よりも統計的誤差が支配的であった。AGNの変光決定の最終的な誤差はJ、H、K' 各バンドで0.05mag程度であった。AGN周辺の参照天体についても同様に相対則光を行なうことで、本研究の相対測光の誤差評価は、誤差が0.01~0.10magの範囲で定量的に適切であることを確認した。

 2σ(3σ)以上の確からしさで変光が検出された天体の割合は58%(44%)であり、バンドの違いによらず同程度であった。σ<0.03magの高精度のデータ群においては80%(64%)となった。変光検出率はデータの精度とともに上昇し、頭打ちの兆候は見られなかった。

 複数のAGNの変光データから変光の典型的な大きさを求めるため、アンサンブル変光を定義した。どのようなAGNのグループにおいても、アンサンブル変光に有意な波長依存性は見られれなかった。全天体のアンサンブル変光は約0.2magであり、観測間隔が長いグループでは短いグループよりアンサンブル変光が大きくなる傾向があった。RLのアンサンブル変光は0.26magであり、RQにおける値0.18magより有意に大きかった。
 RQとRLの変光のM<SUB>B</SUB>依存性には有意な違いがあった。RQのアンサンブル変光には、有意なM<SUB>B</SUB>依存性はみられなかった。一方RLでは、zが大きくM<SUB>B</SUB>で明るいほど有意に大きな変光を示した。J - H,H - K' の近赤外カラーについての解析から、暗い天体のフラックスほど母銀河成分の寄与を強くうけていることが結論された。これらの結果から、母銀河成分を除いた正味のRQの変先の大きさとluminosityの間には、負の相関がある可能性が指摘された。

 全天体およびRQ,RLのJ,H,K' バンドの変光には、相関係数r<SUB>JH</SUB> r<SUB>HK'</SUB> r<SUB>JK' </SUB>が0.6~0.9の正の相関があった。0.1<z<0.3のRQでは、r<SUB>HK'</SUB> はr<SUB>JH</SUB> r<SUB>JK'</SUB> より有意に大きな値となった。RQのr<SUB>JH</SUB> r<SUB>HK'</SUB> r<SUB>JK'</SUB> のz依存性はdust reverberationモデルと整合性があった。一方RLでは、0.6<z<1でのr<SUB>JH</SUB> r<SUB>HK'</SUB> r<SUB>JK'</SUB> がバンドによらず0.95程度と高い値を示したことが特徴的であった。

  RLの中でも、flat spectrum radio loudのアンサンブル変光はsteep spectrum radio loud のものより有意に大きかった。steep spectrum RLのアンサンブル変光はRQのものよりは有意に大きく、またflat spectrum RL, steep spectrum RLの両方で変光の大きさとluminosityの間に正の相関が見られた。ただしsteep spectrum RLで見られた特徴は、混入したflat spectrum RLに起因する見かけのものである可能性がある。

 本研究で見出されたRQとRLの変光の特徴の違いは、RQではdust reverberation機構を、RLでは非熱的機構を反映していると考えることで説明できる。
所蔵
値 有
フォーマット
内容記述タイプ Other
内容記述 application/pdf
著者版フラグ
出版タイプ AM
出版タイプResource http://purl.org/coar/version/c_ab4af688f83e57aa
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Ver.1 2023-06-20 14:55:24.982319
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