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アイテム
ゲノムの脆弱部位を利用した適応進化
https://ir.soken.ac.jp/records/6120
https://ir.soken.ac.jp/records/612010c725e1-2f57-418a-9949-229b78d5edc0
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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研究成果報告書 (80.3 kB)
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Item type | 科研費報告書 / Reports of Grants-in-Aid for Scientidic Research(1) | |||||
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公開日 | 2020-07-06 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | ゲノムの脆弱部位を利用した適応進化 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | Adaptive genome evolution through fragile sites | |||||
言語 | en | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 適応進化 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 脆弱部位 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 突然変異ホットスポット | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_18ws | |||||
資源タイプ | research report | |||||
著者 |
印南, 秀樹
× 印南, 秀樹 |
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著者名(英) |
INNAN, Hideki
× INNAN, Hideki |
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研究分野 | ||||||
値 | ゲノム進化 | |||||
研究種目 | ||||||
値 | 基盤研究(B)(一般) | |||||
研究期間 | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 2015~2017 | |||||
抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 研究成果の概要(和文):本研究では、バクテリアから高等生物まで、複数のゲノムを調べることによって、ゲ ノムの進化速度は一様ではなく、脆弱な速い進化を示す部分と、そうでない部分が存在することを示した。特 に、寄生植物とウマを対象にした研究が成果をあげた。寄生植物は(特に完全寄生植物)、宿主ゲノムから柔軟 に遺伝子を取り込み、自分のゲノムを進化させていることがわかった。その取り込んだ遺伝子は、ゲノム中に一 様に分布しているのではなく、偏りが見られた。おそらく、脆弱性の高い部位に多く取り込まれたのであろう。 ウマゲノムにおいても、家畜化において激しく変化したゲノム領域と、そうでない領域を特定した。 研究成果の学術的意義や社会的意義 脆弱部位は突然変異のホットスポットであるため、基本的には有害な物である。したがって、進化的に一時的に 存在するだけで、すぐに淘汰され消滅するものであると考えられている。しかし、この概念は必ずしも正しくな い。本研究では、バクテリアから高等生物まで、複数のゲノムを調べることによって、ゲノムの進化速度は一様 ではなく、脆弱な速い進化を示す部分と、そうでない部分が存在するこを示した。 研究成果の概要(英文):We aim to demonstrate the evolutionary importance of fragile sites. Fragile sites are hot spots of mutation, which are usually selected against. In this sense, they are evolutionary useless. Here, we hypothesized that a genome has some benefit if it has fragile sites, especially when the host species face environmental changes and has to adapt in a short time. To demonstrate this, we investigated genomes of various species. For example, we found a number of genes have been integrated in the genome of parasite plants, and there seem to be hotspots of integration, where multiple genes are integrated (Kado Inann 2018 Genome Biol. Evol.). We also investigated the genome of domesticated horse, from which we found a number of regions that have changed dramatically in the domestication process. |
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発行日 | ||||||
日付 | 2020-04-01 | |||||
日付タイプ | Created | |||||
研究課題番号 | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 15H04403 | |||||
報告年度 | ||||||
値 | 2018 | |||||
関連サイト | ||||||
識別子タイプ | URI | |||||
関連識別子 | https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-15H04403/ | |||||
関連名称 | KAKEN(科学研究費補助金データーベース) | |||||
著者版フラグ | ||||||
出版タイプ | VoR | |||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 | |||||
フォーマット | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | application/pdf |